外国為替市場について
眠らない市場
外国市場とは、世界トップレベルのマーケットです。では、その外国為替市場の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。
■24時間市場
一般的に、市場には開店時間と閉店時間が存在します。東京株式市場を例に挙げると、取引時間は平日の9時から11時(前場)、12時半から15時(後場)となっています。外国為替市場の場合は、そのような取引の始めや終わりといったものがなく、24時間マーケットです。
日々の市場は、ウエリントン、シドニーから始まって、東京、シンガポール、フランクフルト、ロンドン、ニューヨークなど、ローテーションが為されます。なかでも中心は、ロンドン、東京、ニューヨークの三大市場です。世界各国の市場が連動していることが、外国為替市場の特徴のひとつです。
■取引通貨の種類
外国為替市場はドル・円・ユーロの三大通貨を主として、取引通貨の種類が限られています。数多くの銘柄が公開されている株式市場と比較すると、ターゲットは絞りやすいと言えるでしょう。
■投機
日本の貿易統計では、輸出・輸入共に兆単位の水準で、およそ100兆円のお金が貿易目的で動いています。そのほか、外国の株・債券の購入を目的としてお金は動いていますが、こちらは数十兆円ほどです。
世界の外国為替市場はたった1日で約200兆、東京市場だけでも約15兆円が動く市場です。それでは、そうしたお金は何を目的として動いているのでしょうか。ひとことで言うなら、それは投機です。
投機とは、あくまで価格の値上がり・値下がりから出る利益を目的に行われる売買のことです。実需を目的とした取引とは違い、そのスタンスは短期的であり、刹那的とも言えます。悪い言い方をするなら、バクチ資金です。外国為替市場は内外の投機資金が行きかう市場なのです。