条件注文
指値注文と逆指値注文
株式市場は平日の前・後場だけしか売買できないという限られた投資スタイルですが、外国為替市場は24時間対応です。仕事から帰ってきてからでも、自宅で売買できるというのは非常に便利です。
ただ、どんな人でも常にパソコン画面の前で、じっとしているわけにはいきません。寝ている間に、急激な相場変動がある可能性もありますから、投資するチャンスを逃してしまったり、予想外の損害を受けることも有り得ます。
「条件注文」は、そのような不便なところを足してくれるものです。あらかじめ売買の条件を決めてから、予約注文が出せるという特徴をもっています。この注文の基本は、指値注文と呼ばれ、たとえば1ドル=110円になったら買おう、あるいは売ろうなどと思ったとき、それぞれ買い・売りを執行する価格を入力するという注文方式になっています。
投資家が何もしてなくても、自動的に売買を執行してくれるシステムで、ドル安(外貨安・円高)になったら買い、ドル高(外貨高・円安)になったら売りという基本的な注文方式です。
また、逆指値注文というものもあります。ドル高(外貨高・円安)になったら買い、ドル安(外貨安・円高)になったら売るという注文のことです。
これは基本的に、相場が予想と違ったケースで、投資のリスクを限定するための注文方式です。事前にロスカット(損切り)のルールを決めておくことで、どんな事態にも柔軟に対応できます。ロスカットとは、一定の決まりのもとに損失を限定するためにポジションを決済することをいいます。
たとえば、自分の買いポジションが1ドル=120円の場合、損失を5円に限定したいなら115円で逆指値の売り注文を出します。これが120円の売りポジションを持っているときも損失5円限定なら125円で買い注文を出すということです。